肩こりの下(もと)
骨の整体 骨格ドック リ・サンテの仲里です。今日関内は雲間からさす陽射しが熱いです。これから曇りになってくるのでしょうか…?
お仕事中や、本や携帯電話を眺めている時に感じる肩こり、辛くて押さえたくなったり、思わず手元が向かう部分が一番不調を感じているところです。
でもその肩コリも、もとを辿っていくと、あらゆるところに原因が隠れています。
肩コリは背中の不調から来ている場合もありますし、手の疲れから来ている場合もあります。
上腕は、橈骨と尺骨という2本の骨があります。2本あるおかげで、手首を回したり、捻ったりすることができるのですが、この2本が開いてしまうと腕が張ったままになり、血流が悪くなります。
とくに握力が弱い時は、この2本の骨を締めると良いです。
(コンコンと道具で叩いて2本の骨を近づけます)
肘の内側が硬く、詰まっているような時は、尺骨が後ろ(背中側)に下がってしまっていると考えられますので、元へ戻してあげると肘先が軽くなっていきます。
(これもコンコンと、肘側の骨を手首の方まで叩いて後押しします)
つまり、肩コリと言えど、肩だけ手入れすれば良いのではなく、手先から見直してあげる事で楽になっていくことが見受けられます。
姿勢を調整しても辛い肩コリは、手から腕・肩・首にかけてのお手入れも、お試しください。
▼親指側は橈骨(とうこつ)、肘側の骨が尺骨(尺骨)です