心のありさまが健康に直結する。~健康をつくる葉っぱビジネス~
骨の整体 骨格ドック リ・サンテの杉原です。今日の横浜関内は一日中曇り空でした。日差しはありませんでしたが、さほど寒くは感じられませんでしたね。
かれこれ25年程前にもなりますが、起業のためのコンサルティングを得意とする会社の研修会に参加したさい、“葉っぱビジネス“の話を耳にしました。その頃の私は、土地柄を活かしたビジネスのアイデアの斬新さにびっくりさせられた事を覚えています。
ご存じの方も多いかと思いますが、その徳島県上勝町は高齢の女性が中心となって、料理を引き立てる葉や花などのツマモノを料亭に販売するビジネスが成功し、有名になった町です。
ところで、今になって感心させられているのは、上勝町の住民の方の健康レベルの高さで、高齢化率が徳島県1位なのにもかかわらず、1人当たりの高齢者医療費が徳島の市町村の中で最も少なく、介護施設に入る人がいないので、町では介護施設をなくしたとの事。
葉っぱビジネスを担っている従業員の平均年齢は72才で、「忙しくて病院に行く時間すらない。」の本音のいっぽうでは、「仕事自体がおもしろい。」、「生きているうちはずっと仕事をしていたい。」など、モチベーションの高さが生きがいになっているのは、まさに、心のありさまが健康に直結する事を再認識させてくれたケースでした。
ぜひ、町全体の取り組みが県単位、いずれは国全体へ広がるような日を願いたいものです。
▲リ・サンテの葉っぱもキレイです。