東洋医学に学ぶ食生活~肺~
骨の整体 骨格ドック リ・サンテの畑山です。本日の横浜関内のお天気は晴れ。
自宅での食事の機会が増え、献立を考えるのも工夫が必要かなと感じていた頃「肺を潤す食生活」という言葉を耳にしました。
「五臓六腑に染み渡る」という言葉を聞いたことがある人は多いかと思います。「五臓六腑」とは、伝統中国医学(東洋医学、中医学とも呼ばれる)において人間の内臓全体を言い表すときに用いられたことば。西洋医学の「肝臓・心臓・脾臓・肺・腎臓」などは、臓器そのものを指すのに対し、中国医学の「肝・心・脾・肺・腎」は、解剖学的な分類ではなく、体の中でどういう働きをするかという機能の名称を指します
五臓の一つ肺の役割は
①呼吸をコントロールする
②水分循環をコントロールする
③防衛機能をコントロールする
肺は乾燥を嫌い、潤いを好む臓器と言われているので、潤す効果があるものを摂取することが働きを高めるために重要です。
肺の働きを高める食べ物
大根、レンコン、山芋、白キクラゲ、白ゴマ、豆腐、豆乳などの「白い食材」
コロナウイルスによってダメージを受けやすい肺に注目し、働きを高める食の提案。このような知識、食材を知ることで、献立を考える際の幅も広がり、お味噌汁には必ず一つは加えようと試みています。
「五臓六腑」という言葉は、おいしい食べ物や飲み物に出会ったときに良く使われる表現です。おうち時間を楽しむ食生活が、健康への一歩になれば幸いです。
▲バランスの取れたお食事を。