食物繊維豊富な「きのこ」
骨の整体 骨格ドック リ・サンテの畑山です。本日の横浜関内のお天気は晴れ。
先日、新型コロナウイルスの対策について話し合う政府の専門家会議が行われ、新たな感染者の数が限定的となった地域では再び感染が拡大しないよう長丁場に備えて「新しい生活様式」に切り替える必要があるとして具体的な実践例が示されました。
少しずつ変化していく状況に、私達も免疫力を高め対応していくことが、より重要視されます。
そこで本日は、免疫力を高めてウイルスや細菌の感染から身を守るために、日常生活で最も見直しやすい「食」のお話。
免疫力を高める代表食材「きのこ」には、腸の働きを良くする食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。さらに、それだけではなく、きのこに含まれる食物繊維であるβグルカンという成分は、消化吸収されずにそのまま、腸の免疫細胞に作用します。
きのこの食物繊維をより効率よく摂取するためのポイント
①刻みすぎにご注意。
よく噛んで食べるのはいいのですが、食べる前に細かくしすぎたり、ミキサーでペーストなどにしてしまうと、食物繊維が破棄されてしまい、整腸作用が薄れてしまいます。きのこは包丁で切るのではなく、なるべく大き目に、手で割いてから調理をするのがおすすめです。
②水溶性と不溶性。
水に溶ける水溶性食物繊維と、溶けない不溶性食物繊維の両方が含まれているとても優秀な食材。ただ、水溶性食物繊維は煮汁に栄養素が溶け出してしまうので、お鍋に入れる際はしめの雑炊など、溶け出した食物繊維も効率よく摂取できます。
人の免疫細胞の約6割が腸に集中していると言われています。きのこの食物繊維で腸を元気にする食生活を。