左回りは骨盤も左に歪む
骨の整体 骨格ドック リ・サンテの杉原です。今日の横浜関内は雨。夕方になっても降り続いています。
さて、陸上のトラック競技をはじめとして、競輪、競艇、オートレース、また、日常生活においてはデパートなどのエスカレーターで上階に昇るさいなど、左回りの場合がほとんどですよね。これは、心臓が左側にあるため回りやすいなどの理由が挙げられているようですが、中には、すでに亡くなられているスポーツ評論家の川本信正(かわもとのぶまさ)氏によれば、「足の機能による違い」として、それぞれの足は左と右で機能が異なり、この事は右利き・左利きに関係無く、左足は体を支える役目を持ち、右足はドライブをかけて推進する働きをしており、トラックのカーブを曲がるときは左足で体を支えながら右足で加速して走るので、左回りのほうが理にかなっているとの説もあります。
ところで、骨の整体では歪みの事を『転移(てんい)』と言いますが、皆さんは、骨盤の通常転移(およそ9割の方にあてはまるので通常)とは、どちら側に歪んでいると思われますか?
そうです!!答えは左側が下がって歪んでいるのです。つまり、皆さんの9割の方がこれに当てはまります。身体はとても正直に歪むので、多くのものが左回りという点を考えれば、当たり前かも知れませんね。
そこで、左右のバランスを整えるために、今回は、骨盤の歪みのクセを元に戻すように働きかける動きをお教えします。簡単にできるのでチャレンジしてみて下さいね。
椅子に左側おしりの半分をのせて、座ったまま、腰を伸ばして左側の肩を下げるような動きをしてみてください。曲げて5秒を3セットでも行なっていただくと効果があります。でも、くれぐれもやりすぎにはご用心を…
▲左側の肩を下げて5秒。3セットくらいで。